高齢化社会で切実な問題、
最近メディアでよく取り上げられているのが“認知症”です。

最近、認知症に関する講演会にいって来ました。
現在我が国では約300万人の認知症患者がいると言われています。

これからますます増加していくのは確実です。

認知症の正しい知識と、認知症にならないにはどうすればよいのかを
勉強していきたいです。

認知症についてよく耳にする症状は、
・私の財布からお金がとられた。あんたでしょう。
・うちの嫁はごはんも満足に食べさせてくれない。
・徘徊ぐせがある。
などよく聞きます。

これらは認知症の初期判定に使われているようです。

認知症とは、医学的には認知障害で起こります。
具体的には、
・人物に対する認知障害は、よく知っているはずの人が誰で、
 自分とどういう関係であり、どのような態度で接したらいいかが
 わからなくなる。
・物に対しては、これはどういうもので、どう使えばいいかが
 理解できなくなる。
・時間に対しては、おばあさんでも、自分が少女だと思い込んでいたりする。

ところが、国際医療福祉大学大学院教授で医学博士の竹内孝仁さんが
“水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない”という本を出されました。

特別養護老人ホームの患者に水を十分飲ませたところ、認知症の異常な
言動が次々と治まっていったということです。

40年間認知症にかかわってきた竹内教授の結論であるとしている。

65歳を超えた高齢者が1日1,500ccの水を飲むと、認知症の予防と
治療になるということです。

水飲み運動を取り入れている施設では、「食欲が出た」「体調がよくなった」
「夜はぐっすり眠れるようになった」などの感想が多く寄せられているという。

なぜ水を毎日1,500cc飲むと治るのか、など詳しく知りたい方は、
講談社新書“水をたくさん飲めばボケは寄りつかない”
竹内孝仁(たけうちたかひと)著をお読み下さい。