先日、藤沢市の主催でおこなわれた
“講談とパネルディスカッションで考える成年後見制度”の市民講座に
参加してきました。
講談は、講談師・神田織音(かんだおりね)さんが講談を通じて、
成年後見制度の話しをして下さいました。
皆さんは成年後見制度とはどんな制度なのかおわかりですか?
大人になったら、自分のことは自分で決めるのが当然ですが、
自分で決めるだけの自信や判断能力がなくなったらどうするのか。
自分に代わって自分の身になって決めてくれたり、アドバイスしてくれる人が欲しい。
そんな人を家庭裁判所で決めてもらうのが、「成年後見人」の制度です。
講談では、
①認知症の老姉妹を食い物にしたリフォーム業者の例
②生まれながらの障害者をもつ人が親亡き後を心配してこの制度を考えた例
このようなケースでは「成年後見制度」を使って決めておけば安心です、というお話しでした。
藤沢市の65歳以上の高齢者率は約19%、全国平均より少ないものの、
5人に1人が高齢者となっており、その中で一人住まいの人も多いようです。
ますます増える高齢者がアルツハイマーや認知症にならない様に努力したいですネ。
そして判断が出来なくなる前に成年後見人を決めておくのもよいと思います。