抱瓶(だちびん/だちぴん)」は、沖縄の伝統文化や泡盛と深く関わる独特の酒器(さけうつわ)です。

蒸留の際に、アルコール度数の高い液体を注ぐと表面に泡が立ち上がる(盛り上がる)ことから、「泡盛」と呼ばれるようになったという説があります。

古来、泡の立ち方で酒の強さを見分ける「泡立ち試験(泡盛り試し)」があり、

泡が長く残るほど度数が高く、良質な酒とされました。